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雑誌委員は知識の宝庫
もっともロータリーに精通する機会を与えられた人達

ロータリークラブの会員が守らなければならない義務の一つにロータリーの友の講読があります。
講読とは、「読む」ということです。各クラブには雑誌広報委員会があります。雑誌広報委員長は、他の会員より一足先に「ロータリーの友」全ての記事に目を通し、第一例会委員会報告の時にその記事の中で特に読んでほしい箇所を指摘し、会員にロータリーの友の記事に関心を持って貰うようにすることが役目であり、この委員会の活動の一つです。
 10月号は職業奉仕月間です。この「月間」については、横組み頁の右下に載ります。
○シカゴのロータリアン・ロバート・テーラー氏が行った、倒産寸前の会社を救う為の「四つの質問」が、後にロータリーの高い職業倫理基準の為の最も大切な標語となったのは、ロバート・テーラー氏がRI会長となり、時のタイム誌(アメリカで最も高級な週刊誌)の表記を飾った1954年でした。
日本のロータリアンもこの「四つのテスト」を実践していれば数々の不祥事は防げたでしょう。という詳しい記事を是非お読み下さい。(横組み6~11頁)
この置物は275地区といわれていた時、1983~84年東京目黒ロータリークラブがスポンサークラブとして開催した地区大会の記念に配布した「四つのテスト」を刻んだものです。
時のガバナーは日本建築学会会長清家清氏、大会実行委員長は、工作機械の神様といわれた第一回毎日新聞経済人賞受賞の牧野常造氏、会長は、千代田生命社長中島一男氏、企画総合司会 真野博でした。いずれも東京目黒ロータリークラブ会員。会社の社訓として毎朝の朝礼での唱和等に用いられました。
○アメリカは面白い国です。
法科大学院を卒業して1年目の連邦検事局補佐官スコット・トゥローは、なんとイリノイ州検事総長ウイリアム・スコットの「所得税脱税」容疑で起訴された事件に係わったのです。この記事から、アメリカの政治家の実態を垣間見ることが出来、同時に政治家としての資質も述べられている点が面白いところです。
即ち
「最も善意のある候補者でさえ注目とお世辞を求める性格がつきもの」
「私達は法に従っている人達が自らの行いが正しく、価値のあることだと分かるように法律を破った人に罰を下します」
「相次ぐ政府高官の性的スキャンダルは公の場とは無関係の個人的行動として片付けるべきではありません」
「イリノイ州のように前の知事が刑務所にいて、その後任者は起訴中で公判を待っている最中というような事件の起る一つの理由は、イリノイ州の有権者達が憤慨している一方で、よくあることだと受け入れてしまうことが挙げられます」国際ロータリーRI本部のあるシカゴは、このイリノイ州にあります。
アメリカの連邦検察局の凄さがよく解る面白い記事です(横組み12~15頁)
(いずれもRI公式機関誌 ザ・ロータリアン誌の翻訳記事)ロータリークラブの雑誌広報委員とはこんなにも面白く楽しい委員なのです。


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